ホーム>スーツの教科書>仕立てについて>手裁断と機械裁断
仕立てについて

手裁断と機械裁断

手裁断と機械裁断

今回は手裁断と機械裁断の違いを中心にご紹介。

現在の縫製工場の主流は機械式裁断機を使用したものだ。

機械裁断(CADシステム)

機械裁断(CADシステム) オーダースーツ 大阪

パソコンでデーター上で型紙を作りそれを打ち込み、全自動式の機械で生地を裁断する。

人間の手を介さないので裁断ミスなど発生しない。

しかし、柄合わせ(特にチェック)には、いまだに技術的問題がある。

生産性は向上する。

CADシステムといわれる

納期は早くなる。

 手裁断

手裁断 オーダースーツ 大阪

柄などは職人が合わせるので狂い合ない。

体形補正などの細かな対応が可能。

一人の職人が裁断できる着数は一日四着程度。

生産性は極めて悪い。

納期は遅くなる。

柄合わせ オーダースーツ 大阪

(手裁断で合わせた、柄合わせ)

ポイント

・機械裁断は納期は早くなる。

・手裁断は納期は遅くなるが細やかな対応が可能である。

ページ上部へ