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イタリア系のスーツの特徴

イタリア系のスーツの特徴

今回はイタリア系のスーツの特徴について紹介。

一般に北イタリアのスーツは洗練されていて、南部イタリアのスーツは軽く羽織れるといわれる。

ただ、イタリア系のスーツと紹介しているが仕立屋などによって大きく差違があるため、ステレオタイプで認識することは禁物だ。

 

北イタリア系のスーツの特徴

北イタリア系のスーツの特徴 オーダースーツ 大阪

構築的シルエットに繊細なイタリア生地を用いる。

貴族文化の栄えた北イタリアのスーツは都会的で洗練されている。

地理的にドイツ、フランスの都会的な文化の影響を受けていることが大きい。

総毛芯の構築的シルエット、特徴的ディテールとして「ロープド」があげられる。

 

(画像はCorvoの莞爾)

Corvoの莞爾は北イタリアのスーツを参考にしている。

 南部イタリア系のスーツの特徴

南部イタリア系のスーツの特徴 オーダースーツ 大阪

毛芯を極力省いたアンコン仕立てが多い。

温暖な南部イタリアはイタリアの中でも特に軽量なファブリックが好まれる。

特徴的ディテールとして「雨降らし袖」、アウトポケット、多き開いたフロントカットがあげられる。

 

(画像はCorvoの奉文)

Corvoの奉文は南部イタリアのスーツを参考にしている。

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