10・10・10スーツ
スキャバル「トルネード」
スキャバルはロロピアーナ、ゼニアに次ぐ三大生地ブランドとして評価の高い
マーチャントです。
マーチャントはメーカーと違い、直接生地を作っているわけではありません。
企画、販売に特化することで
デザイン力に定評のある生地が多いのが特長です。
そんなスキャバルの中で選んだのは「トルネード」
目付320g、経糸緯糸、双糸の昔ながらの堅牢な英国生地。
現在の250g前後の生地が多い中
ギラギラとした光沢はなく、
ウール本来のマットで、落ち着いた艶感があり、
肉厚かつ、重厚で
ハリとコシあり、
仕立て上がりが良い特徴があります。
シワや、摩耗に強く、耐久性があり、
末永くお使いいただけます。
仕立て
格安オーダースーツとの違い
①見た目が違う=(スタイルが綺麗に見える。)+(生地の質感が違う) |
立体縫製を行うので胸は大きく、腰は絞りXラインを強調した作りが可能。 |
パンツには膝位置を高く、適度なゆとりと絞りを入れることで足長効果が生まれる。 |
体型補正を入れることで細かいシワなどが綺麗にとれる。 |
生地に高級感があるので全体的にラグジュアリーな雰囲気を演出できる。 |
②結局は長持ちするのでコスパがいい |
一般的に格安仕立てのスーツは接着芯と言い、薄い芯地と糊でジャケットの成形行う。雨、湿気、クリーニングの際のダメージなどで2年程度で型崩れが始まる。 肩から前身ごろから、裾まで芯を糸で縫い留める、総毛芯縫製なので型崩れしにくい。糸で芯地を縫い留めるという、手間をかけているので型崩れしない。 |
生地の打ち込みがいい(同じ面積当たりに糸の本数が多い)、また現在の生地にはあまりない双糸で織られているでハリがあり生地がヨレたり、摩耗で穴が空いたりしにくい。 |
3万円でスーツを2年で着潰すより、10年、「10・10・10スーツ」を着まわした方がお得。 |
〈一般的なオーダースーツの価格帯との比較〉
~5万 |
縫製;海外縫製のマシーンメイド 接着芯縫製 裏地、ボタンなどは追加料金 生地は化繊混毛、国産、中国製中心 |
5~10万 |
縫製;パターンオーダーの国内縫製のマシーンメイド 一部に総毛芯縫製 体型補正が可能となる 細部などこだわるなら追加料金が必要。 生地;国産生地、一部にインポート生地 |
10~20万 |
縫製;イージーオーダーのマシーンとハンドの併用 総毛芯縫製 総毛芯、本切羽、本水牛釦等は標準仕様 生地;インポート生地 |
20万~ |
縫製;フルハンドメイド 生地:ゼニア、ロロピアーナ等の一流ブランド生地 |