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大阪店

サルトリアとお客様との関係。大阪Corvoでは詳しくご説明をします

シャツに関するブログが続いて疲れたでしょうからここでひとつ違う話題を。 
 
 スーツはフォーマルウェアーから派生したものです。それ故にいろいろと細かいルールがあります。
 
 お客様の中にはプロの視点から見ておかしいなと思うオーダー(お好みとかセンスではなくルールとして)をいただくことがあります。
 
 日本の歴代総理の中でも我々、業界の人間が見て疑問符のつくスーツ姿の方が多々、見受けられます。
 
 実際、政治家はスーツより政治手腕が大事でしょうが、一般社会で日本人が海外の人が〝紋付袴にスニーカー″の人を見たら変わった人と思うようにスーツにも犯していけない組み合わせが多々あります。逆も然りです。海外で日本人もそうしたミスを犯していることになるのです。
 
 大抵の海外の仕立て屋はそうしたオーダーを受けたときははっきりと断ります。日本の販売員はそのまま受けてしまいます。Corvoではご説明の上、御納得いただけず、どうしてもという場合はお引き受けしています。(本当はそれでいいのかは…。)
 
 「されど外見。大切なのは中身」
 
 自分もそう思います。いくら身に高いものをうまく纏っても粗暴な振る舞い、思いやりのない言動を吐く方より紳士的で気遣いのある方が尊敬に値すると思っています。
 
 しかし、せっかくスーツを楽しまれるのであれば煩わしく感じるかもしれませんが店員との会話の中でスーツのルールを弁えながら楽しまれることを強くお勧めします。
 
 海外ではサルトリアがアドバイザーの役割をかねています。日本でもそうした文化が根付いたらと思います。
 
 お客様が何かわからないことがあれば気軽に聞けるそんな関係を築いていきたいと存じております。
 
  せっかく、貴重な時間、お金を割いてCorvoに来ていただいたのにがっかりさせたくありません。

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