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2018年4月

テーラーの接客スキル

私はスーツを百貨店やブランドショップより安価に提供したら売れると考えCorvoを立ち上げた。

「原価率を他店より引き上げ良い物を売れば、買っていただくお客様が多くなり、薄利多売で商売として成り立つ。」

今思えばとんでもなく安易な考えだったなと思う。

実際、創業の2か月での売り上げはスーツとシャツ1着ずつという惨憺たる結果だった。(苦笑)

起業前の「スーツを売って、儲けて車を買おう」という私のささやかな夢は儚く吹き飛んだ。

私に足りなかったのは「接客力」だったと思う。

接客をしていてスーツというのは着る人(普段からオーダーメイドにこだわった人は特に)の「経済性」はもちろん「人間性」を表すとつくづく思う。

私が同業の売れるテーラーを見ると、よく顧客の「人間性」を見ている。

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スーツは細部のディテールの違いはあれど、ある程度決まった形がある。

スーツは、人間の顔のように、そのパーツの配置、ゆとりで個性を出せる。

 

ゆとりのあるスーツを好む方は自由な性格。逆にタイトなスーツを好む方は規律を重んじる。

Vゾーンを狭いスーツをお好みの顧客は寡黙。 Vゾーンの深い人はおしゃべり。

着丈の短い人はフットワークが軽い。着丈の長い人は一つのことをつき詰める人。

などなど

 

私はVゾーンが深く、比較ゆとりのあるスーツを好むのでおしゃべりな自由人といったところか。(笑)

 

毎度、サイズやディテールに注文をつける人はまだ自分の見せたい「人物像」が定まっていない人。

正確にいえば顧客の「人間性」ではなく目指す「人物像」とも思う。それを把握できるテーラーは売れると感じる。

 

研修生活(体型補正について)

こんにちは!

 

 

corvo名古屋店スタッフの大道です!

 

 

今週は真夏日が続くそうなので体調管理をしっかりとして元気に勤務できるよう頑張ります!

 

 

さて本日のテーマは体型補正についてですが、みなさんはこの体型補正というのはご存知でしょうか?

 

 

ご覧になられた方もいると思いますが、corvoのホームページの

 

「corvoのこだわりについて」

 

の、顧客の体の体型補正というところに、

 

「人間の体は一様な形ではない」

 

という一文があります。

 

 

周りを見渡して人の体を見てみると、身長、体格、筋肉の付き方など人それぞれです。

 

 

そこでフルオーダーならではの体型補正を入れることによって、お客様の世界で一着の自慢の一張羅を仕立て上げることができます。

 

 

そこでまだお店に行ったことがなくてどんな補正があるのか気になる、という方のためにここでいくつか紹介させていただきます。

 

 

まず体型補正の種類ですが、

 

先ほどのcorvoのホームページにもある通り、ジャケットでは

・なで肩

・怒肩

・反身

・屈伸

・鳩胸

・つき取り

 

パンツでは

・出尻

・平尻

・o脚

・前腰

 

などが挙げられます。

 

 

では次にいくつかの体型の内、どのような影響があるのかを本日はジャケットで多く見られる補正について、資料の写真を用いて紹介します。

 

 

まず、なで肩についてです。

 

みなさん想像はつくと思いますが、なで肩とは肩先が落ちている人のことを指します。

 

スーツは少しなで肩がいいといわれていますが、なで肩過ぎてしまうとどのような影響が出てしまうのかなのですが

 

スーツの後ろ背中にハノ字のしわが出ます。そしてなで肩によりジャケットの肩が下がることによりフロントカットが少し内側によります。

 

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次に怒肩です。怒肩とはなで肩とは逆に、肩先があがっていることを指します。

 

症状として、なで肩とは逆に、背中に逆ハノ字のしわが出ます。そしてジャケットの肩が上がることによりフロントカット部が開きます。

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次に鳩胸です。鳩胸とは胸が大きく発達した人を指します。筋肉質なスポーツマン体型の方に多いです。

 

症状として、Ⅴゾーンが開き浮いてしまい、襟がくの字に折れ、脇下に胸にかけての斜め皺が入ります。

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次につき取りです。つき取りとは首の後ろに半月上のしわが出ることです。首が後ろに反っている人に多く見られます。

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このように少しでも特徴的な部分がみられると、各箇所にしわがみられます。

 

 

やっぱりせっかくのスーツならしわのない綺麗でかっこいいものを着たいですよね。

 

 

是非こういった体形にお悩みの方はcorvoのフルオーダーならではの仕様をご体感ください!

 

 

今回はジャケットの4つの補正について紹介しましたが、またパンツの補正やジャケットの別の補正について紹介していきますので

読んでいただけると、うれしいです!

 

では本日はこの辺で・・・

 

corvo名古屋店

 

 

 

 

 

 

研修生活(ネクタイの結び方)

こんにちは!

 

corvo名古屋店スタッフの大道です。

早く一人前になれるよう今日も勉強に励んでおります!

 

 

突然ですが、みなさんはネクタイを結ぶのに慣れるのがどれくらいかかったか覚えていますか?

 

 

今思い返すと新入社員の時は大変だったなぁという方や、すぐに覚えて特に大変と思ったことはないという方もいますよね。

 

 

ちなみに僕は今、ネクタイの結び方を改めて教えてもらい、少し苦戦中です。。。(笑)

 

 

みなさん今ではネクタイの結び方やその種類について知っておられる方がほとんどだと思いますが、

 

今日はそのスーツを着るにあたっての基本のキであるネクタイについて、そして未熟な僕の苦戦している点について書かせていただきます。

 

 

まずネクタイの結び方ですが

・プレーンノット

・ダブルノット

・スモールノット

・プレーンノット変形

・ウィンザーノット

・セミウィンザーノット

・クロスノット

など、他にもシーンによっての特別な結び方はありますが、このあたりが多くみられる形です。

 

 

このなかでもcorvoの主流はプレーンノットになっているのでプレーンノットについて注目していきたいと思います。

 

 

プレーンノットはいろいろある結び方の内、最も簡単で一般的とされています。

 

 

就活やビジネスなど幅広いシーンで活用できます、発祥は19世紀の中ごろと古い歴史がありますが、この現代においても

 

使用頻度の多さや着脱時の損傷も少ないことからこの結び方が多く利用されています。

 

 

皆さんも今では違うかもしれませんが、新人の頃はこの結び方の方が多かったのではないでしょうか?

 

 

僕はネクタイの結び方を教えてもらった人がセミウィンザーノットだったので最初は違ったのですが、

 

今はcorvoのスタイルに合わせてプレーンノットを練習しています。

 

 

さて、なぜ僕がこの最も簡単で一般的なプレーンノットで苦戦しているのかというと、

 

紳士としてネクタイを結ぶにあたって綺麗にかっこよく見せるポイントとして「ディンプル」というのを作ります。

 

 

ディンプルとは日本語で「えくぼ」という意味でネクタイの根元にくぼみを作り、立体感のある表情を出すことができます。

 

 

ディンプルにはダブルディンプルというのもあったり、シーンによっても使わない場合もあります。

 

 

そして僕はとてもお恥ずかしいのですが、このディンプルを知りませんでした。。。(笑)

 

 

慣れれば簡単なものですがコツをつかむのが遅い僕にはまだ少し練習が必要です (笑)

 

 

この写真が今日ご紹介したプレーンノットにディンプルがついている状態です!

 

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とてもきれいですよね!

 

僕も誰に見られても恥じないようにこのくらいすぐにできるように頑張ります!

 

 

今日はプレーンノットだけの紹介になりましたが、またほかの種類の結び方の特徴を紹介します。

 

 

今回も「スーツ」という題名ではなかったのですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

corvo名古屋店

 

研修生活(靴磨き)

こんにちは!

 

今年度から新しく新入社員として、corvoの一員となりました 大道 詞音 と申します。 

名古屋店に勤務しており、今は研修期間として、採寸技術やいろいろな知識などを勉強しています。

そして、これからは名古屋店のブログを僕が積極的に更新していこうと思います!

まだわからないことが多く、文章として汚く見ずらいと思いますが、研修期間の僕の成長日記としてみていただけると嬉しいです !

 

さて、簡単ではありますが自己紹介をさせていただいたところで、新人スタッフ大道の第一回目の内容は・・・

 

代表と一緒に革靴を磨きました!

 

あれ?スーツのことじゃないの? と思われたたはずです (笑)

 

決してスーツのことを勉強していないわけではないですよ!

 

ただスーツにこだわりを持っている方は靴にもこだわりをお持ちの方は多いはずです。

 

紳士の嗜みの一環としてスーツ同様、靴にも愛情をもって長く良く使っているというのはとてもかっこいいことですよね。

一流のホテルマン、ブランド店員は靴を見るといいます。

靴の手入れをしているどうかはその人の人格、性格を表すといいます。

それは高価な靴を履くとかではなくて、ファッションに対する姿勢を表します。

 

僕は代表が昔履かれていた革靴をいただきました。

 

そこで、その靴が少し汚れていたので紳士の嗜みの勉強として、手入れをしようということになったのです。

 

そして、頂いた靴の手入れ前の写真です!

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20歳の僕にはまだ早いようなとてもいい靴です(笑)

黒色の内羽根式のストレートチップとてもベーシックなタイプの靴です。

 

この形の靴は、一般的に非常にベーシックなタイプとされていて、中でも黒のストレートチップは最もフォーマルな革靴とされており、幅広く使える一足です。

 

さて、皆さんもご存じだろうという簡単な知識を挟んだところで手入れに入ります (笑)

 

まずは靴全体についているほこりをブラシと、水を濡らし固く絞った布で拭いていきます。

 

次に、クリーナーを布に付けて汚れを吹き上げます。

 

そしてクリーナーで汚れを吹き上げた後は、乳化性クリームを布に付けて全体に塗り広げます。

このクリームは革にツヤを出し、保湿する役割があるそうです。

このクリームは少量でよいのですが、少し付けすぎてしまい怒られてしまいました(笑)

 

そのあと乾いた布で余分なクリームをしっかり取り除き、つま先やかかとなど部分的にワックスを塗っていき完成です。

 

革靴の手入れをやってみて、僕は学生時代サッカーをしていてたまに天然皮革のスパイクを買ってもらったときは、よく仲間同士で手入れをしていましたが

革靴は高級感のあるものを手入れするので、また少し違った楽しさというものがあり、もっと勉強しようと思いました。

 

僕が初めていい革靴を持ったのは貰い物という形ではありますが、それを「お古だからすぐに壊れた」ということは言いたくないので、

定期的に手入れをしていき、また革靴についてのブログを書けたらいいなと思っています。

このブログを見ていただいた方から僕にスーツを仕立てに来たというお客様が出ていただけるよう、最高のおもてなしができるよう日々努力したい思います。

僕の初めてのブログは長く読みずらいところもあったとは思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

これから数を重ねて読みやすく伝わりやすい内容にできるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。

corvo名古屋店

Corvoのネクタイ

今日はCorvoが扱っていますネクタイについてご紹介致します。

 

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Corvoは京都の職人によって織られる「西陣織」のネクタイを取り扱っております。

 

 

「西陣織」とは、平安時代に秦の融通王が織法を日本に伝えたのが始まりとされています。


 

そこから「西陣」と名付けられたのが、室町時代に起こった応仁の乱の時で


 

山名宗全率いる西軍の陣地跡に織物職人が集まったことで名付けられました。


 

当時は朝廷や貴族にしか身に纏えなく、庶民には知られていませんでした。


 

日本の激しい動乱の中で今もなお存在する「西陣織」ですが、


 

動乱や飢饉により「西陣織」は衰退するも朝廷により再起し、


 

また衰退しては職人によって再起しと明治時代初期まで数々の試練があったとされています。


 

そして明治中期に入り、職人を海外(フランス)に派遣し、技術や機械を導入する事により


 

「西陣織」が有名となり、現在まで至るようになりました。


 

世間に認識されるようになったのが明治時代中期頃。


 

日本人3人がフランスに修行後、京都で展示会をしたのがきっかけとなり


 

「西陣織」は世間で認識されるようになりました。


 

この当時の日本の織り方は「空引機(そらひきばた)」という織り方で


 

布を2人ががりで織るという大変な作業でしが、フランスに修行として行った日本人により


 

「紋織物」という織り方と機械の導入により

 

 

生産スピードや日本独自のアレンジが加わりました。


 

「紋織物」をフランスでは「ジャカード」と言います。


 

また、織り物を世界で初めて機械化したのがフランス人のジャカードと言われています。


 

その「紋織物」とは、模様を織り出した織り物の事で


 

特徴としては多くの品種を少量ずつ使う事できめ細やかさ、繊細さ、触り心地、


 

光沢感、柔らかさなどがあります。

 

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とても歴史深い「西陣織」。


 

メイドインジャパンをだからこそ可能な繊細さ。


 

日本の職人が手縫いによって作られる「西陣織」。


 

これからも古き良きこの日本の伝統を継承すべきではないでしょうか。


 

では、今日はこの辺で失礼致します。


 

Corvo 大阪店


 

出張採寸について

 Corvoでは現在出張採寸のサービスを行っております。

ご要望があればご指定の日時場所にフィッターが訪問し採寸する、というものなのです。

利用経験のある方は多くないと思います。

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そこで今回のブログでは、出張採寸についてメリットデメリットを含めてお伝えできればと思います。

まず、出張採寸を利用する理由として、例えば「スーツは欲しいけど、多忙で買いに行けない」「店舗に行くのは面倒だが、スーツはオーダーしたい」などがあります。

もし同じような状況にありましたら是非ご利用ください。

「仕事の合間にオフィスでお願い」 「直接自宅に来てよ」などご指定頂ければお伺いします。

他にも「専属のフィッターが欲しい」「家の近くにテーラーがない」など、一度ご相談頂ければ出来る範囲で対応致します。

イメージとしては歩くテーラーといったところでしょうか。

ただ、一人が荷物を抱えて移動するため持ち運び出来る物の量が限られます。Corvoでは店舗でお仕立てする際、ゲージ服というスーツのサンプルも使ってフィッティングするので す。

出張採寸のメリットは以前に店舗でオーダーされたリピーター様なら時短です。

Corvoでは取り扱い生地が3000種以上あります。その中から、私どもフィッターがリピーター様の好み、私どもの目で質、柄のセンス、目利きをした生地をご用意いたします。

昔ながらのテーラーはお客様に合った生地を勧め、それをお客様が吟味しながら購入したものです。 そこにはお客様がテーラーに対する信頼があったからです。

私どももそんな信頼いただけるテーラーを目指します。

新規のお客様には仮縫いをお勧めしております。

店舗ではゲージというお客様に合ったサイズの服を着ていただき、そこから針でピン打ちしサイズ感、シルエットを確認していただきます。

しかし出張採寸ではゲージ服を持ち運べません。そこで仮縫いという、スーツの形に仮に組んだものを着ていただきます。

仮縫いを行うということで訪問する回数が増えてしまいます。 これは面倒に思えますが、大事なプロセスです。

お客様の要望、細かい修正をさらに加えお客様の希望のスーツに近づけるというプロセスです。

ちなみに私どもはイメージしやすいようにフィッターは電子端末を持ち、スーツの画像、Corvoの提案するモデルをお見せしながら、まるで店舗にいるようにお見せします。

是非、出張採寸をご利用ください。

ゼニア生地

皆さんこんにちは。気温が段々と暖かくなり桜も開花してお花見の季節になってきましたね。

ちなみに僕はこの時期になると花粉症で毎日が大変です。(笑)

それはさておき、今回ご紹介するのが新入荷の「ゼニア」生地です。

久しぶりに堅くない文章です。(笑)

それでは、始めに「ゼニア」の歴史についてご紹介します。 正式名称は「Ermenegido Zegna (エルメネジルド・ゼニア) 」と言い、

1910年エルメネジルド・ゼニアによって北イタリアのアルプス山に位置する

トリヴェロの地に毛織物工房を設立したのが始まりです。

ゼニアはオーストラリアやニュージーランドなどから羊の毛(ウール)を買い取り、

自社工場で生産をし流通(販売)までを行っています。

その一連の流れをミルと言います。

そしてこのミルを行っているブランドは皆無に等しいです。

それが「ゼニア」の最大の強みと言われています。

またゼニアは原材料にもこだわりがあります。

ゼニアは羊毛から脇と肩の高品質の部分だけを使用しています。

牛で例えるとシャトーブリアン(ヒレ肉のさらに肉質の良い中心部分)。

マグロで例えると中トロや大トロ。

その高品質な部分だけで作る生地は見た目、肌触り、ツヤ感、高級感など

挙げればキリがないほど、ゼニア生地は洗練されています。

世界三大ミルと称されている「ゼニア」。

そんなゼニア生地をCorvoは「春夏のゼニア生地」を入荷しました。

以前書かせて頂きましたロロ・ピアーナ生地に幾つかの種類があったと思いますが、

ゼニアもロロ・ピアーナと同じで幾つか生地の種類があります。

今回入荷したゼニア生地は「トラベラーとトロフェオ」です。

始めに「ゼニア トラベラー」のご紹介です。

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この生地の特徴は名前の通り、出張や営業周りの方に最適という生地で

防シワ効果や摩擦加工により耐久性に優れ、ハリやコシ感がある生地になります。

その理由はダブルツイストと呼ばれる織り方で、2本の糸を折り合わせて1本にした

製法なので耐久性などが増されます。

次に「ゼニア トロフェオ」のご紹介です。

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ゼニア トロフェオ」はゼニア生地の王道のデザインです。

オーストラリア産の最高級品質のスーパーファインウールから作られ、

高品質ならではのツヤ感(光沢感)、なめらかな肌触りなど

このトロフェオでスーツを一度作ってしまうと他のスーツが着れなくなるほどです。

ちなみにスーパーファインウールとはメリノ(羊の一種)から採ったウールで、

その中で希少やウールの柔らかさのランクが有り、

「ファインメリノ(ウール)」「ミドルメリノ」「ストロングメリノ」と3つのランクに 分かれ、

ファインウールが最高級品質なのです。

それでも信じて頂けない方がいらっしゃいましたら、一度作ってみては如何でしょうか、、、

今日はこの辺で失礼致します。

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