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2014年5月

ナチュラルクリーン

先週、千葉県のナチュラルクリーンの工場に行ってまいりました。ようやく、夏前にクリーニングの受付の目処がたちました。
 
6月初旬には受付を開始致します。正確なお日にちはネット上におって掲載します。
 
ナチュラルクリーン(NC)さんは高級クリーニングとして業界では定評があります。特にウール繊維被服のウォータークリーニングに関してクリーニング業界では先駆的な役割を果たしたことで有名です。
 
伊勢丹などの百貨店でクリーニングの受付を行っていてスーツ好きの方でしたらご存知だと思います。
 
工場内には洗濯待ちの高級スーツが所せましと並んでいました。キートン、ブリオー二、ダンヒル、ドルチェなど数十万は下らないスーツがずらり。
 
工場内を見学させていただいたのですが、ナチュラルクリーンはプレス技術がすごいと驚嘆してしまいました。
 
ウォータークリーニングをするとスーツはシワシワになります。それを乾燥させて、高級スーツには必ずと言って入っている「いせ」を考慮しながらアイロンプレスをしていく過程が高級スーツの工場並みに手間暇をかけています。いうなれば工場で出荷前のアイロン整形をもう一度ほどこしているものです。
 
工場の代表のお話ではテーラーから研修などでプレス技術に対する研究には余念がないとのこと。
 
私も着ていたスーツのジャケットを洗っていただいたのですが新品に戻った感覚でした。
 
 
 
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代表の中田さん(ナチュラルクリーンHPより)
 
写真では怖そうですが、気さくな方でした。(笑)
 
技術的なことのお話、研修等、お世話になりました。
 
 
 
 
 
Corvoのスーツはいせがおおいので通常のクリーニングでは立体感が損なわれぺったんこになってしまいます。NCさんにはお客様の大切なスーツを安心してお願いできると改めて思いました。
 
 
 
Corvoでは顧客重視の経営方針のもと、メンテナンスにも力を入れていきます。

仕立てのいいスーツか見分ける方法。

このスーツは仕立てがいいのか悪いのか気になりますよね。
 
店員さんに聞けばよほど正直な方ではないと「自店のスーツはいい仕立てですよ」と答えるはずです
 
仕立てのいいスーツか、悪いスーツかは我々業者なら伝票の工賃を見ればすぐに分かります。
 
大体の品質は工賃に比例します。(あとはその販売店の販売数、工場の関係性に応じ多少は値引きはありますが。)
 
工賃は工場と我々、販売店は需用の供給のバランスで大体の品質は一致します。
 
しかし販売価格はブランド、スーツ店によって様々です。なんと格安店の工賃と高級ブランドのスーツの工賃がほぼ同じということも。
 
お客様はいいスーツを見分けたいと思ってもなかなか難しいと思います。
 
スーツは年に10着も買うというお客様は稀だと思われます。すなわち少ない経験の中で感覚で、ましてや自分のサイズに仕立てられて内サンプルのスーツでは良し悪しを吟味するのは不可能です。
 
スーツの仕立てを見るポイントは様々です。
 
たとえば肩の部分に手を突っ込んでみてその収まりをみる。スーツをテーブルに寝かせ、胸の部分に生地のたるみがあるものは胸に高さがある。見返しの裏に生地のあまりがあるのはラペル返りがきれいだ。袖の左右が前に振れているものは後付けで袖をつけている。毛芯ははいいているのか。袖のいせは。etc
 
複雑で分かりにくいと思います。
 
ましてや、初めての店でこれだけのチェックをするのは店員さんの目も気になりますね。(笑)
 
一番簡単なのはボタンホールのつくりとステッチを見ることです。
 
※「一事が万事」的な方法ですので絶対とは言い切れないのでご了承ください。
 
ボタンホールが開かずに糸が細いものを使っているスーツは大概仕立てはいいです。
 
細い糸を使うというのは大変に時間がかかります。また開きがないというのはボタンホールを造ってから穴をあけるのでこれも時間がかかります。
 
安価な工賃では生産性の関係から時間はかけられません。
 
あえてこの目立たない場所に手を込ませるのはその仕立ての良さを判断していいでしょう。
 
ステッチは通常のスーツですとコバステッチといい、端に沿うようにして入れられます。端から2mm以内のものは技術を要し、概ね技術、仕立ての良さに定評のある工場でしかなされません。

ノータイに合う襟型

最近は5月からクールビズ期間となる会社が増えているそうです。
 
何かとこの時期になるとクールビズの可否を問う論評が情報媒体など賑わうようなりますね。
 
またクールビズの影響でシャツの夏季の売上は年を重ねるごとによくなっています。
 
クールビズの影響でノータイでも様になるボタンダウンの人気も出ていますが、BD(ボタンダウン)以外の襟型も紹介します。
 
紹介の前にノータイでも様になるシャツの条件として。まず襟の開きが大きく、襟の長さが長いものが比較的合いやすいです。
 
なかでも開襟シャツというネクタイの着用をはじめから前提としないものもあります。
 
多くのスーツ店ではあまり出ることがないものですから、いわないとでてこないものです。希望される際は店員さんにいえば型はシャツ工場がもっていますので大体は出てきます。
 
太平洋戦争中に国民服が採用され軍服と民間人の衣服がほぼ同じ仕様になり、軍民問わず、夏季にはは写真のような開襟シャツが着られていました。
 
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戦後も1970年代までは割と目にした襟型です。
 
欧米ではオープンカラーシャツと割とJKスタイルにはよく合わせらるシャツではありますが、日本では少し古いという印象があるかも知れませんが、最近は徐々に人気をがでてきつつあります。
 
また開襟シャツの一種のイタリアンカラーというものもあります。
 
 
 
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(出典http://www.e-yamaki.co.jp)
 
ワンピースカラーといい台襟のない襟型です。
 
この襟の特徴は第一ボタンからできるロールの美しさから開襟シャツのなかでは人気の高い襟です。
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