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ゼニア生地

皆さんこんにちは。気温が段々と暖かくなり桜も開花してお花見の季節になってきましたね。

ちなみに僕はこの時期になると花粉症で毎日が大変です。(笑)

それはさておき、今回ご紹介するのが新入荷の「ゼニア」生地です。

久しぶりに堅くない文章です。(笑)

それでは、始めに「ゼニア」の歴史についてご紹介します。 正式名称は「Ermenegido Zegna (エルメネジルド・ゼニア) 」と言い、

1910年エルメネジルド・ゼニアによって北イタリアのアルプス山に位置する

トリヴェロの地に毛織物工房を設立したのが始まりです。

ゼニアはオーストラリアやニュージーランドなどから羊の毛(ウール)を買い取り、

自社工場で生産をし流通(販売)までを行っています。

その一連の流れをミルと言います。

そしてこのミルを行っているブランドは皆無に等しいです。

それが「ゼニア」の最大の強みと言われています。

またゼニアは原材料にもこだわりがあります。

ゼニアは羊毛から脇と肩の高品質の部分だけを使用しています。

牛で例えるとシャトーブリアン(ヒレ肉のさらに肉質の良い中心部分)。

マグロで例えると中トロや大トロ。

その高品質な部分だけで作る生地は見た目、肌触り、ツヤ感、高級感など

挙げればキリがないほど、ゼニア生地は洗練されています。

世界三大ミルと称されている「ゼニア」。

そんなゼニア生地をCorvoは「春夏のゼニア生地」を入荷しました。

以前書かせて頂きましたロロ・ピアーナ生地に幾つかの種類があったと思いますが、

ゼニアもロロ・ピアーナと同じで幾つか生地の種類があります。

今回入荷したゼニア生地は「トラベラーとトロフェオ」です。

始めに「ゼニア トラベラー」のご紹介です。

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この生地の特徴は名前の通り、出張や営業周りの方に最適という生地で

防シワ効果や摩擦加工により耐久性に優れ、ハリやコシ感がある生地になります。

その理由はダブルツイストと呼ばれる織り方で、2本の糸を折り合わせて1本にした

製法なので耐久性などが増されます。

次に「ゼニア トロフェオ」のご紹介です。

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ゼニア トロフェオ」はゼニア生地の王道のデザインです。

オーストラリア産の最高級品質のスーパーファインウールから作られ、

高品質ならではのツヤ感(光沢感)、なめらかな肌触りなど

このトロフェオでスーツを一度作ってしまうと他のスーツが着れなくなるほどです。

ちなみにスーパーファインウールとはメリノ(羊の一種)から採ったウールで、

その中で希少やウールの柔らかさのランクが有り、

「ファインメリノ(ウール)」「ミドルメリノ」「ストロングメリノ」と3つのランクに 分かれ、

ファインウールが最高級品質なのです。

それでも信じて頂けない方がいらっしゃいましたら、一度作ってみては如何でしょうか、、、

今日はこの辺で失礼致します。

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