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大阪船場センタービル、探索。その三(いいスーツを着る意味)

 呉服屋さんも江戸時代前から商業都市として発達していた関係から南船場には数多くの豪商が集まり、その豪商たち相手に数多く今でも存在します。
 
 呉服屋さんの方が「いい着物を着た女は脱がしたくなるもんですよ。抱きたくなるもんですやろ。」とおっしゃいました。
 
 表現はどうかと思いますが。(苦笑)確かに綺麗な着物を着た女性は大好きです。
 
 質のいい着物は当然、着ている方を魅力的により美しくします。
 
 「どんな生地を使おうが着物が良く見えてるうちは駄作ですよ。」とのこと。
 
 確かに、着物に意識が言ったことはないですね。女性に目が行ってしまいます。(笑)
 
 スーツにも同じことを言えます。スーツが良いと思われる内はまだまだ。
 
 日本人の悪い癖で目的が本来の目的のための手段、技術になることがあります。私もそうなんですがついやれこのスーツは本バス毛芯だ、アイロンワークを使っているからいいという見方になってしまいます。本当は高度な技術、高級素材を使ったりするのはお客様の魅力を引き出すこスーツを作ることです。いいスーツは必ず着る人物を引き立てます。
 
 日本の仕立屋さんはシワ一つないスーツを作りたがります。本来は体になじませなくてはならないのに。また、ブログで取り上げようと思います。
 
 スーツと着物の形は違いますが目的は同じなんですね。
 
 服飾業界にかかわるものとして常に本当の意味で目的を忘れずいなくてはならないですね。

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