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大阪店

貝釦。

 シャツやジャッケトに良く使われる、貝釦というのがあります。
 
 一般に高級ドレスシャツ、夏用ジャケットに多用されます。
 
 材料となるのは高瀬貝か白蝶貝、黒蝶貝が一般的です。
 
 高瀬貝は淡い虹色の巻き貝です。お客様に聞いた話では広島では食用される場合もあるそうです。
 
 色は白(肌色に近い)がおおいです。裏側にかすかに赤い模様が入っていることが多いです。だいぶ前になりますが、「この釦、変色している。」と店員さんに言って笑われたことがあります。
 
 比較的加工しやすいので市場に良く出回っています。最近では既製シャツでも高瀬貝釦を採用するシャツ屋も増えている気がします。
 
 白蝶貝、黒蝶貝は特に貝釦の中で高級品とされています。
 
 虹色に光り、高瀬貝より光沢が強く、透明感があるといわれています。お客様に聞いた話では沖縄では食用される場合もあるそうです。
 
 また、貝釦の中にはアワビの殻を利用したものもあるそうです。
 
 貝釦の弱点は衝撃が加わるとすぐに割れることです。とくにプレス機を利用するクリーニング店にだすと割れます。
 
 ですのでCorvoでは通常はポリエステル釦を取り付けさせていただいています。オプション(500円)で貝釦に変更可能です。
 
 ブログを書き終わったあとに恐縮ですがこの話題以前に出しましたよね?重複していたらすいません。

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