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大阪店

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(ボタンフライ)
 
 
 
 最近、ちょっと変わったオーダーを頂きました。「ボタンフライにできますか?」と。
 
 昔はチャックがなかった時代は写真(ジーンズに施されたものですが)のようにボタンで前を留めていました。
 
 現在でも老舗テーラー(特に英国の仕立屋に多いような印象があります)のオーダースーツなどに時折クラシックなディテールとしてスーツに施されたりします。
 
 スーツやジャケットに合わせるスラックスなどよりもジーンズがこの仕様になっていることが多いですね。
 
 今は使い勝手のいいチャックが一般的ですが、クラシックな雰囲気を楽しみたい方は尾錠、サスペンダーボタンと併せて仕立ててみるといいでしょう。こうしたディテールに拘れるのはオーダースーツならではですね。
 
 ただし、馴れてないと掛け損なったり、閉め忘れることがあるので注意が必要です。(笑)昔の日本軍の将校がシベリア出兵の際にボタンを閉め忘れいて寒さで凍傷で男性にとって一番大事なものを切断するという笑うに笑えない話もあります。
 
 
 
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(サスペンダーをした男性)
 
 
 ちなみにサスペンダーについても少し。
 
 サスペンダーは最近、注目を浴びています。その理由は英国調の流れです。サスペンダーは英国紳士のシンボルのようなものですね。
 
 もしサスペンダーをされるのなら股上、後股上を深めにし、ウェストにいつもよりゆとりを持たせるといいでしょう。
 
 肩はこるのですが、、パンツを持ち上げるサスペンダーはパンツのラインを綺麗に見せる効果がありお勧めです。
 
 サスペンダーは人前で見せてはいけないというルールがあるのでジャケットを着ていなくてはいけませんので秋冬のスーツ、パンツにお勧めです。
 
 昔はスリーピースにはサスペンダーをというルールはありましたが今はベルトでもいいようです。
 
 ベルトのバックル(金具の部分)でジャケットのお腹が膨れるのが嫌だという方はどんな時でもサスペンダーをされます。

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