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大阪店

お客様に支えられて

私が南本町で開業したのが2011年の夏、「ファイブワン 大阪店」を買収したのが2012年の夏。
 
 
早いものでオーダースーツ業界に携わって3年、梅田の現在の場所に移って2年がたとうとしています。
 
 
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(開業時の私、まだ23歳の時です。カメラの前で顔がこわばっています。)
 
 
開業当初から少しずつ顧客様がついてきて、神戸店も買収して、二店舗体制でスケールメリット生かし「ロロ・ピアーナ」を一括仕入れで在庫を保有することも可能となりました。
 
実はロロ・ピアーナを主力商品にするプランは開業当時に私が思い描いていたものです。
 
商売をするからには「お客様を満足させる」、そのためには同価格の中で一番品質の優れたものを売るというのは私の信条です。
 
ロロ・ピアーナは好評です。「この価格でこんなにいいスーツが買えるところはないよ。高くしんといてよ!」とお客様に言われるたび、やる気がわいてきます。
 
当時は、業界の先輩方に相談したら笑われましたが、やってできないことはないと痛感しています。
 
経営を担当してから不思議なもので私が思い描いた経営理念は紆余曲折はあるもののなぜか、かなえられることが多いです。
 
 
ひとえにお客様に支えられてのこと思っています。
 
 
最近は「谷口君に対応できる?」とうれしいご指名をくださるお客様も。
 
 
 
 
 
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(常連のお客様から送られてきた一葉。)
 
常連のお客様の一人に「スーツの仕上がりがすべてを語る」といわれました。
 
まさにそのとおりいかにいい仕立てであってもお客様にとって望まれる形ではなくてはなりません。また逆もしかり。
 
上記の写真は私の提案で芯なしのピーク、1ボタンのスーツでお仕立ていただいた一着。スーツの仕上がりに大変満足され写真まで送ってきてくださいました。
 
まぁ、仕立てがいいのは工場がいいので当然ですが。(笑)
 
「谷口さんとの意思の疎通の賜物」といわれ採寸師名利につきます。
 
オーダースーツ屋というのは英国では「ビスポーク」といいます。つまり「話を聞かれながら」。
 
お客様との語らいはどんなスーツをお望みなのか、ベストなのか私たちにとっての貴重な情報の収集源です。
 
気の知れたお客様と雑談を交えながらスーツについて語り、新しい形を提案するのは楽しいものです。ついつい甘えてしまい、「お客様は特殊体系ですから」「首が短い」「お客様、それはないですわ」と失礼な発言をすることも。
 
私自身特殊体形ですので許されている面あるのかと(笑)
 
今後ともCorvoをよろしくお願いします。

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