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大阪店

ミリタリーファッション

先日、神戸の支配人の竹村と私が着ていた、「トレンチコート」が話題に。
 
ロロ・ピアーナの生地で仕立てたスーツはフォーマル感が強いのにくたくたのトレンチ(私のトレンチコートは車のトランクに半年間の熟成もの)という組み合わせは一見、ミスマッチに見えてもしっくりくるものです。
 
もともと、第一次世界大戦時にトレンチコートは塹壕(地面に掘った穴)で戦う兵士の為に作られたもの。(諸説ありますがバーバリーがはじめてトレンチコートを開発したとも)
 
戦争が終わり、戦地から引き揚げてきた兵士がスーツに合わせて着るようになって今では冬の定番アイテムに。(当時からしたらスニーカーにスーツみたいに違和感があったのでしょう。)
 
最近ではスーツに合わせる方も多いPコート、ダッフルコート(実際の発祥はイギリスの漁師とも、第二次世界大戦、イギリス軍で使用され戦後デッドストックが民間市場に流れた)もイギリス海軍の軍服から派生したもの。(Pコートをスーツに合わせることに賛否もあるでしょうが。。)
 
スーツも今、市場に出回っているコートのほとんどが元を辿れば軍服に関係しているのです。
 
軍服の派生である「スーツ」に軍用品であるものは、遺伝子的に相性がいいのは自然のような気がします。
 
最近ではスーツの裏地に迷彩柄という選択も有りますね。
 
50代のアメカジ世代でしたら、スーツにミリタリーバックという合わせもありかもと思ってしまいます。

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