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夏のジャケット生地や仕様について

こんにちは!

 

コルヴォスタッフの長坂です。

 

本日は夏のジャケット生地や仕様についてです。

 

夏場の服装として定着しつつあるクールビズですが、普段毎日スーツを着ているビジネスマンにとってはいかにスーツを涼しく快適に過ごせるかというのはとても重要ではないでしょうか。

 

まず、クールビズとは??

→環境省が提唱する環境対策で生まれた言葉。

温室効果のガス削減のために冷房時の室温を28℃で快適に過ごせる軽装や取り組みを促すライフスタイル。

 

簡単にまとめると、夏の軽装によって、冷房の使用を節約しようとする取り組みのことで、

個々の事情に応じて柔軟な服装を選択し、一人ひとりが働きやすい服装で働ける、さらに柔軟な働き方をサポートする省エネ、省Co2を図る取り組みのことです。

しかし、このクールビズですが令和2年度で廃止されたことはご存じでしょうか。

 

令和2年以降は、各自が気温に適した服装をするようにと呼びかけられているのです。

 

ですが、今後も夏場はクールビズのような格好になることが考えられるため、スーツのカジュアル化も進み、ジャケットを脱いだ装いも整えていくことが大切です。

 

ジャケットを選ぶ際のおすすめをご紹介したいと思います。

 

●前釦

スーツの前ボタンは2×1が一般的です。個人的には、ジャケットは3×1の段返りがおすすめです。

2つと3つの違いは3つの方がボタン分が膨れ上がって胸が立体的に見えます。

他にも、段返りがナポリ系に多く、リラックススタイルなのでおすすめです。

 

●衿型

衿はノッチがおすすめです。リラックスした感じでカジュアルに見えるのでジャケットにはおすすめのスタイルです。

 

ジャケットの際は芯なしにされると着心地が柔らかくてとても涼しく着ることができます。

 

●裏仕様

裏仕様は、シワになりにくく汗もしみにくいスーツが長持ちしやすい「総裏」、暑い時にぴったりな「背抜き」、段返りや芯なしと合い贅沢な感じに見える「アンコン」があります。

背中にシワがなりにくい「総裏」がおすすめですが、夏場でとても暑いのでジャケットの場合は段返りと合うアンコンが良いと思います。ナポリ系になるので3×1の前ボタンや、ノッチの衿と相性が抜群です!

 

このようにジャケットに合う組み合わせもあるので夏に暑いかなと思っている方も沢山いるかと思いますが安心ください!私も夏用でしかもジャケットに合う組み合わせがあるのを勉強して初めて知りました(汗)

 

夏用のジャケットはスーツよりもなめらかで通気性に優れている生地やサラッとした手触りの生地が多いです。

 

主には、綿やリネン(麻)、ウール等で生地が作られています。

 

リネン(麻)素材は、シャツやTシャツにも使用されていて身近な素材です。

 

リネンは高級素材として古くから扱われていて、肌着としても使用されていたみたいです。

 

麻の機能性としては、硬くしっかりとした手触りと、手ばたちの少なさからくる光沢、そして肌触りの良さがあります。

 

リネンのシワのなりやすさを心配される方も多いのではないでしょうか。

 

確かに、スーツなので使用されているウール100%の生地に比べるとシワはできやすいです。

 

ですが、リネンのシワは細かく、綺麗で、よりカジュアルさを演出してくれます。

 

綿は普段の衣服でも多く使用されているので身近に感じる方も多いかと思います。

 

綿には高い吸湿性があります。

 

コットンは吸水性も高く肌触りが良いので、ジメジメとした日本の夏に適している素材です。

 

染色性にも優れているので、ファッション性の高い色合いを表現できるのもコットンの特徴です。

 

このウール、シルク、リネンの3つの素材が夏ならではの素材を混ぜた生地は夏のビジネスシーン、カジュアルシーンで重要な高い快適性を生んでくれます。

 

もちろん、それぞれ良いところ悪いところがあるのでそこを補いながら良いところを出していきます。

 

ウールの放湿性・除菌性などの機能、シルクによる高級感あふれる光沢、リネンならではの風合いを出し、それぞれの良いところを引き立てています。

 

さらにウールの暖かさは、リネンやシルクが入ることで夏向きな感じで涼しい感じが出て、シワになりやすいリネンも他の素材が助けてくれます。

 

シルクは繊細ですが、耐久性もウールやリネンが入ることで補えます。

 

季節ごとに変わる素材の違いも楽しめます。

 

夏用のジャケットは、スーツよりもかなりリラックスして見えますがリラックスしすぎている感もない絶妙なラインを狙うのがおすすめです。

 

夏用ジャケットの良い点は、

 

・スーツよりも堅苦しく見えないがキマって見える

 

・おしゃれに見える

 

・生地が柔らかく薄いので過ごしやすい

 

などなど良い点が沢山あります。

 

カチッとしながらもカジュアルな雰囲気がとってもいいですね!

 

そこで今回私の好きなジャケットの生地をご紹介したいと思います。

 

1つ目はJERSEY(ジャージー)の生地です。

 

JERSEY(ジャージー)はとても柔らかくて、体の動きに合わせてフィットするストレッチの効いた生地です。

 

実際に私が触ってみても名前の通り、ジャージのようなかなりストレッチが効いていてとても着やすそうです。

 

ジャケットの生地にこんなストレッチがあるものを初めて触りました。本当に驚きました。

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この生地はバリエーションが4色あります。

 

全部私の好きな感じの色ですが、特におすすめの色はこの緑色の生地です!

 

淡い緑でおしゃれに見えますし春夏にぴったりの涼しそうで軽く見えます。

 

この生地はウール100%ですが触ってみると薄くて、肌に当ててみてもサラッとしていてきやすそうな感じがして、肌着のような感覚です。

 

2つ目の生地はGIACCHE(ジャッカ)の生地です。

 

GIACCHE(ジャッカ)の生地はチェック柄の多いジャケット生地です。

 

ABITI(アビティ)は、ウール、シルク、リネンで作られている生地ですが、GIACCHE(ジャッカ)の生地は、ABITI(アビティ)の生地よりも織りが甘いです。

 

GIACCHE(ジャッカ)の生地をみてみると、チェック柄って服屋さん行っても結構似たようなものが多いのですがこの生地はあまりみたことのないようなチェックが本当に多いです!

 

私はチェックが好きで持っている服でも多いのですが、みたことのない様々なチェックがあるのでみていて本当に楽しいです!

 

是非皆さんにもみていただきたいと思いました!

 

遅くなりましたが、GIACCHE(ジャッカ)の生地の中でもおすすめの生地はこちらです。

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この生地はバリエーションが3色あります。

 

この中で好きな色は青色の生地です。派手な青色ではなく上品の感じの青色です。

 

触ってみると少し硬いですが、肌に当てると嫌な感じが本当にしないです。この生地は触って涼しそうというのがわかります。

 

青色がメインの色ですが、茶色や白、少し濃い青など様々な色で織ってあるので、とても深みが出ています。

 

柄物は合わせにくいとよく耳にしますが、シンプルのパンツとだと基本的に合わせることができます。

 

上着が柄物ってだけでおしゃれに見えるので1つクローゼットにあっても困らないです。

 

様々なチェックがあるので、この夏いつもと違う柄物を選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

別件ですが、私の自己紹介を少ししたいと思います。

私は以前、パーソナルトレーナとして働いていました。得意分野はダイエット/シェイプアップです!

●174cm/85kgのお客様

5ヶ月間厳しい食事制限等せず週一回のトレーニングとご自宅のトレーニングで−7.3kg、ウエスト−7cmに成功!

●167cm/62kgのお客様

2ヶ月半で食事制限せず、週一回のトレーニングのみで−3kg、ウエスト−2.4cmに成功!

などの実績があります。

今までの経験などを活かして、スーツに似合う体型になるためのコラム等も発信できたらと思っているのでよろしければ是非ご覧ください!

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