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大阪店

秋冬物のトレンド

この時期、お盆前にすっかり、現在お受けさせていただくオーダーは秋冬物に切り替りました。
 
 
現在の納期は一か月弱となっています。
 
Corvoではお早めにお納めさせていただける、尚且つお得なこの機会にご注文よろしくお願いいたします。
 
今季(2014AW)のトレンドは2014SSに引き続きチェック柄のでが好調です。
 
逆に普段売れ行きのチョークストライプのグレー、紺の生地が売れないという今までにない人気ぶりです。
 
特にCorvoではロロ・ピアーナのシャドーチェック、遠目では無地に見える非常にドレッシーな柄のものがご好評でした。
 
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納品の際、気に入られ、色違いでご購入なんて方が多数いらっしゃいました。私がスーツ店に働いて柄物でこんなに色違いで買われる方がいらっしゃるのは初めてです。
 
私も例にもれず色違いで上記の柄で色違いで3着、購入しています。
 
チェックは抵抗のあるお客様も遠目で無地に見えるように抑え目でありながらドレッシーであることから、ご満足頂いております。
 
チェック柄というのはジャケット生地に豊富なんですね。
 
先の2013AWによく出たウィンドペンは少し下火に感じます。みなさん、お買い上げいただきお手持ちになられたからという感で今季に仕立てられても問題ありません。
 
ジャケット生地の場合はパンツの膝がぬけることがありますので私どもフィッターとよくご相談してからお買い上げいただいております。
 
ちなみ、チェックというのは裁断がストライプ、無地に比べに手間がかかり、Corvoの提携工場を含め多くのテラードファクトリーの納期遅れの原因となりました。誠に勝手なお願いですが、チェックのご注文を検討のお客様はお早めにご注文いただけると大変助かります。
 
生地感としてはイギリス調のハリのある生地が多く出るようになっています。全体の3割ぐらいかなっといった感じです。
 
今の時期、さすがにフランネルをお買い上げいただくお客様はいませんが、フランネル素材も今後、多く出るでしょう。
 
また、パンツのデザインですが感度の早い方はすでにテパードの利いた、裾に向かって細くなっていく形からストンと落ちるストレートという形が主流になっています。
 
タックもノータックから2タックが基本となっています。
 
以前ブログにも書きましたが現在の2タックはノータックにタック分量を少なくとった細身のものが当世風です。
 
ジャケットの前ボタンを閉じれば股下から裾まで細いシルエットのままです。
 
ノータックになれた方々もタックがあった方がドレッシーですので初めは抵抗があるかもしれませんがぜひ挑戦してください。
 
スーツ全体がエレガントかつドレッシーなものが好まれる傾向にあるように感じます。

良心

パラパラと新作の秋冬の生地バンチが入ってきました。盆休み明けにはすべてそろいそうです。
 
大阪、神戸はまだまだうだるように暑いですが、後、ひと月半もすればスーツを着て、仕事に行くのが楽しみな季節になります。
 
9月は混み合うことが予想されますので、お得なフェアーもやっていますので秋冬物をお考えの方はお早目にご来店いただけますようお願い致します。
 
ちなみにCorvoのお盆休みはお知らせにも書いているように11~15日です。
 
 
 
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宣伝はここまでとし、今日は昔、私が先輩方に言われた「老舗は客を選ぶ」という意味について。(お客様のことを客と書いてしまい申し訳ありません。)
 
お店というのは、その店の味があります。
 
残念ながら巷のオーダースーツ店はその味を前面に出さずに、「なんでもできますよ!」というスタンスであることがほとんどです。
 
消費者の方々もその店の味を理解しているのかといえば、そうではないことがほとんどだと思います。
 
販売側による責任が大きいと、販売側の一人である私自身反省すべき点だと思います。
 
Corvoのスーツは型紙を一から作成しますのでなんでもできると言えばできるのですが、やはり得意としているのは北イタリア調の形、縫製です。
 
ディテール面の特殊仕様には対応できるが基本は北イタリア調。
 
イタリア調のスーツか、英国調のスーツか、どちらがいいのかと聞かれたら「うどんかそば、どっちがおいしいの?」と同じような質問です。
 
「あのうどん屋か、蕎麦屋どちらがうまい」のかというのは目的の違う店を同一線上で比較するものです。
 
なぜかスーツ界では「バタクか、ビームスF、ベルベ(ヴェ)ストどっちがいいかな?」「ロロピアーナかハリソンズ、ゼニア、ドーメルどっちがいい?」という議論が平気でなされます。
 
今の時代はお金さえあれば何でも買える時代になりました。
 
売る側も売れればばいいという営利の時代になりつつあるように感じます。
 
今は商売上の道徳を問われるような事件が多々発生しています。
 
「老舗は客を選ぶ」の本当の意味は、まだ情報が発達していない時代に、お客様は「うどん屋」か「蕎麦屋」か外見からではわかりずらい時代に、うどんを食べに来たお客様に対しそこが「蕎麦屋」であるのならばお引き取り願った本当にお客様が求めているものと違うのならほかの店に行っていただく商売人の良心があった時代を象徴する、言葉の現れだったのではないかと思います。

スーツのディテール

最近、スーツ業界に変化を感じることがあります。
 
昔はディテールにこだわっているスーツがいいスーツというのがなくなりつつあります。
 
「本切羽、衿ひげ、本台場、スリット」でないものは高級スーツではないみたいな変な風潮がなくなりつつあるのを感じます。
 
一昔前はこてこてにこれでもかというぐらいディテールにこだわったスーツをセレクトショップをはじめ見受けられたのですが、ここ最近はあっさりしたものが多くなっています。
 
スーツの本質というのは元を辿れば軍服から派生したものなので、如何に男性らしく、逞しく見せるかにあります。
 
ですので、本切羽でなくても胸の高さをもたせるためにアイロンワークを施し、袖を後付にししっかりとした仕立てのいい縫製であることの方が重要です。
 
Corvoのスーツも「ステッチ、本切羽、スリット」が標準仕様なので「いいスーツだろ!」といえばいいのですが、そこは正直に。(笑)
 
所謂、アイロンワークも施されていない、胸の立体感もないスーツに「本切羽」「台場」「ステッチ」があるだけで高級スーツともてはやされていた時期がありました。
 
なんだかんだで日本もスーツの成熟期に入ろうとしていると感じます。

カントリースーツとは

昨日のブログでカントリースーツについて紹介したところ、詳しく教えて欲しいとのお客様の声があり、紹介させていただきます。
 
「カントリー」というのは田舎を指し、「カントリースタイル」というのは田舎の人の格好、貴族が都市から遊びに行くときの格好をさしました。
 
1930年代に入り敢えて都市で「カントリースタイル」をすることが流行ったそうです。
 
私の想像では鉄道などの交通網の発達でそういった流行が生まれたのだと思います。
 
フランネル、ツイードのような生地は「カントリースーツ」よく用いられるものの代表格です。
 
今でこそ、フランネルのスーツをビジネスシーンで着用しても問題はない(銀行員、証券マンなどお堅い職業の方は避けらたほうが無難です。)のですが1950年代あたりまでは英国では一部の方から田舎者の服装と馬鹿にされたそうです。
 
私も予約の際に「ビジネス用のスーツを」と言われた際にはクリアカットのタウンスーツをきて出勤しています。

店に立つ

店に立っているとお客様とお話しさせていただく機会も多く、「谷口君!」と呼んでいただき談笑しながら楽しみながら仕事をさせていただいております。
 
スーツを買いに来られるお客様には2通りの方がいらっしゃいます。
 
一つはビジネス使い、もう一つは遊び着ようとして。
 
最近、なぜか遊び用のスーツのオーダーが増えています。
 
遊び着ようのスーツは「セミスポーツスーツ」「カントリースーツ」に該当するのかな?と思いつつオーダーを受けさせていただいております。
 
もともとスーツにはタウン、カントリ―、リゾート、フォーマルに分類されていました。
 
タウンとは主に都市部のビジネスマンが着るスーツ、カントリーは郊外、スポーツ観戦用のスーツとして分類わけされていました。
 
タウンとカントリーの中間が「セミスポーツスーツ」です。麻、フラノ地のスーツがこれに該当します。
 
中間ですのでビジネス、遊び着にも使っていただけます。
 
ビジネス使いですとどうしてもノッチの腰ポケットフタ有、水牛ボタンのオーソドックスなスーツになります。
 
しかし遊び着用のスーツはルールがある程度緩和されるため、決めるべき場所が多く、本音を言ってしまえば接客は大変です。
 
やれ、ボタンの位置は、ポケットの形は、仕立ては軽めがいいなどいろいろな要望がでてきます。
 
遊び着ようのスーツを作りに来る方というのはディテールを決める時間にさらに気さくな方が多く話が弾み、本当に時間がかかります。(笑)
 
私もついつい仕事中ということを忘れコーヒーを飲みながら、お茶菓子を食べながら、お話をさせていただきます。そこがスーツ屋の店主の楽しみでもあります。
 
出来上がった時のお客様の喜ぶ顔を見ると、苦労の甲斐があったと納品の楽しみもひとしおです。
 
私もお客様にチャレンジ精神をくすぐられ、現在ベージュのピークのスーツを作成中です。
 
あとダブルのスーツで金属ボタンでロロ・ピアーナの「wish」で作成しようかなと考えています。

「スーツを着て、飯を喰いに行きなさい」

今日はしばらく続いた英国生地の話題から離れて。
 
私が業界に入る際に先輩方に「スーツの着こなしを学ぶにどうしたらいいでしょうか?」と質問した際の返答に「スーツを着て、飯を喰いに行きなさい」とのお言葉がありました。
 
スーツの合わせに関しては雑誌などを読んでいるとある程度の知識はつきますが結局のところは、感性によるところが大きいです。
 
さらに「最低でもランチで5000円以上のところに行け!感性を磨け!」と。
 
私が「そんな金ないですよ!」っといったら「金がないなら喫茶店なら1000円ぐらいだろ!」「感性のない奴は売れる販売員にはなれない!」と厳しい指摘が。
 
私は今でもその言葉を守り、週に一回の贅沢と勉強代と思い、神戸店に出勤の際には向かいの「オリエンタルホテル」で食事をしてから就業します。
 
やはり「オリエンタルホテル」といったところにはカッコいい人たちがいるんです。
 
今でこそ私はアパレルの人間ですが田舎育ち故に高校生の頃は休みの日にも制服の、私服をほぼ持たない人間でした。今でも恥ずかしながらスーツ、ジャケット以外の服は持っていません。
 
着る服がない故にスーツで大学に通い、それがスーツ屋になるきっかけになったようにも思えます。
 
服に無頓着なゆえに感性という点ではアパレルに入るまでは他の人と比べ非常に劣っていたと思います。
 
スーツというとどうしてもビジネス用の用品として見られがちですが、畏まった席以外にも恋人、奥様とのデート、お仲間同士の集まりなどスーツの出番は多々あります。
 
実践において、ビジネスなら黒の内羽根のストレートチップ、デートの際はタッセルスリッポンなどの使い分けを覚えていくこともできます。
 
とくに日本においては服装において、「質素」なことがよしとされる風潮があります。
 
昭和天皇は乃木希典校長の教えに従い学習院時代につぎはぎのある学生服で登校された。
 
司馬遼太郎「坂の上の雲」の主人公である、秋山好古は非常に質素な服を着ていた。
 
また、弟の真之は軍服の袖で鼻汁をよく拭っていた。
 
若い時の織田信長しかり
 
などと服装が質素、無頓着であればあるほど、その偉大さ、俊逸した才能を引き立たせ伝えられるというきらいがあるように感じます。
 
昭和天皇が大元帥として軍服を着用される際には、立派なものをお召しになられています。
 
実際に私も靖国神社で見たのですが、大変に良い仕立てであることがガラス越しからも伝わってきました。
 
その軍服には当時では最高の生地、仕立てが用いられたことは想像に難くありません。
 
小説家は読み物として面白くしようとするため、そうした面を書きません。
 
明治、大正、昭和前期、戦後から1960年ぐらいの政治家の服を見ていると本当に自分の体に合ったスーツ、洋服を着ています。
 
今みたいに既製品が一般的ではなかったからということを差し引いても本当に素晴らしい感性を持っていると感心せざるをえません。
 
私が考えるに当時は華族、高所得層、官僚な、政治家などの階層が色濃い世相からそれ相応の立場の方にはそれ相応の服飾文化が育つ環境があったのだと思います。
 
安倍総理、麻生さんが景気回復、デフレ脱却の見本とする大正、昭和期の政治家の高橋是清さん、「ダルマ蔵相」という渾名の通りまん丸な体をしていますが非常に体型にあった服を着ているので信頼感と安心感を与えます。
 
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(大礼服を着用した高橋是清大蔵大臣)

英国生地を取り巻く環境

昨日の続きについて。
 
これから、英国生地ブームが起こると私は予想しています。
 
インポートブランド生地の中で比較的値ごろなカノニコが円安、ユーロ高の影響で価格が上がり、割安感がなくなりつつあります。
 
インポート生地全般に言えることではありますが値上がり率はイタリア生地は顕著です。
 
英国生地というのは少数生産の小さな工場が集まり、まとめてブランド名をつけて販売するというマーチャントという形態をとることが多く、イタリア生地に比べ割高感があったのは否めません。
 
最近はその差が小さくなりつつあります。
 
また英国生地が日本では主流から外れた理由は冷暖房の発達によりオールシーズン着れる生地が好まれたからと考えています。
 
英国は地理的関係で緯度が高く日本に比べ、寒冷のため、肉厚で打ち込みの良い生地が多くオールシーズンには適していなかったことが理由だと思います。
 
最近は節電の影響からクールビズ、ウォームビズとなり夏はスーツが売れなくなっていますが、秋冬は割と肉厚のものが人気になりつつあります。
 
英国生地の人気はこれから火が付きそうですね。

馴染ませる

英国生地の魅力はなんていても革靴のようにながい年月、着用していただき体に馴染むのを楽しむところあります。
 
「馴染ませる」というのは女性服にはない男性服特有の楽しみであると思います。
 
ロロ・ピアーナみたいなイタリア生地の気品のある優雅さと、逆の武骨な上品さが英国生地にはあります。
 
英国生地で何と言ってもおすすめなのは「ハリソンズ オブ エジンバラ」「ハリスツイード」です。
 
この間、親しくさせていただいているお若いお客様に『どこの生地で仕立てたら(スーツ好きの方から見て)「おっ!知ってるな」っててなる』というご質問をいただきました。
 
私は『ロロ・ピアーナ(ブルーの既製用の生地でないもの)、ハリソンズのスーツ、ハリスツイードのジャケットを持っていたら、普通の販売員はなら「若くしてこの人分かってる」ってなって身構えますね』と回答させていただきました。
 
「ロロ・ピアーナはイタリア生地の雄、ハリソンズは英国生地の雄、ハリスツイードは一着は欲しいでしょ」といった感じでしょうか。
 
残念ながら私はハリスツイードのジャケットは所有しておりません。そのかわりマギーのツイードのパンツは持っています。今年は一着欲しいなと思案しています。
 
毎年、業界内では英国生地ブームと言われていますが、いまだカノニコ、ゼニアを中心としたイタリア生地が人気で英国生地は二の次といった感じですね。
 
スーツを着倒されている方は英国生地でしか仕立てないという方も。
 
特に秋冬ものは厚みがあり、長くお付き合いする最適、今だからこそ、英国生地でという思いもあります。
 
次回はお勧めの英国生地についてより詳しく。

お客様に支えられて

私が南本町で開業したのが2011年の夏、「ファイブワン 大阪店」を買収したのが2012年の夏。
 
 
早いものでオーダースーツ業界に携わって3年、梅田の現在の場所に移って2年がたとうとしています。
 
 
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(開業時の私、まだ23歳の時です。カメラの前で顔がこわばっています。)
 
 
開業当初から少しずつ顧客様がついてきて、神戸店も買収して、二店舗体制でスケールメリット生かし「ロロ・ピアーナ」を一括仕入れで在庫を保有することも可能となりました。
 
実はロロ・ピアーナを主力商品にするプランは開業当時に私が思い描いていたものです。
 
商売をするからには「お客様を満足させる」、そのためには同価格の中で一番品質の優れたものを売るというのは私の信条です。
 
ロロ・ピアーナは好評です。「この価格でこんなにいいスーツが買えるところはないよ。高くしんといてよ!」とお客様に言われるたび、やる気がわいてきます。
 
当時は、業界の先輩方に相談したら笑われましたが、やってできないことはないと痛感しています。
 
経営を担当してから不思議なもので私が思い描いた経営理念は紆余曲折はあるもののなぜか、かなえられることが多いです。
 
 
ひとえにお客様に支えられてのこと思っています。
 
 
最近は「谷口君に対応できる?」とうれしいご指名をくださるお客様も。
 
 
 
 
 
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(常連のお客様から送られてきた一葉。)
 
常連のお客様の一人に「スーツの仕上がりがすべてを語る」といわれました。
 
まさにそのとおりいかにいい仕立てであってもお客様にとって望まれる形ではなくてはなりません。また逆もしかり。
 
上記の写真は私の提案で芯なしのピーク、1ボタンのスーツでお仕立ていただいた一着。スーツの仕上がりに大変満足され写真まで送ってきてくださいました。
 
まぁ、仕立てがいいのは工場がいいので当然ですが。(笑)
 
「谷口さんとの意思の疎通の賜物」といわれ採寸師名利につきます。
 
オーダースーツ屋というのは英国では「ビスポーク」といいます。つまり「話を聞かれながら」。
 
お客様との語らいはどんなスーツをお望みなのか、ベストなのか私たちにとっての貴重な情報の収集源です。
 
気の知れたお客様と雑談を交えながらスーツについて語り、新しい形を提案するのは楽しいものです。ついつい甘えてしまい、「お客様は特殊体系ですから」「首が短い」「お客様、それはないですわ」と失礼な発言をすることも。
 
私自身特殊体形ですので許されている面あるのかと(笑)
 
今後ともCorvoをよろしくお願いします。

検反

今日はシャツ生地の検反について。
 
検反とは生地の事前チェックのことです。
 
お客様のシャツの注文があった際、生地商社からシャツ生地が店舗にやってきます。
 
現在フェアー中ということもあって日々、生地が送られてきます。
 
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生地というのは、傷、節などがあることがあります。
 
驚かれることかもしれませんがどこのブランドの生地、スーツ地も、ほぼ必ず傷があり、裁断前の検反作業が欠かせません。
 
裁断の際に傷や、節を避けずにカットしてしまうと、出来上がったシャツに傷があるなんてことになってしまいます。
 
そこで我々がその傷や、節をチェックしてから工場に生地を送るのです。
 
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生地をテーブルに広げて、検反開始です。
 
シャツ一着分で1.6m結構な面積です。
 
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小さい節を発見しました。
 
マークを付けて工場に発送して、職人さんが確認してから裁断に入るというわけです。
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